黒壇鋏とは?
新潟県三条市、古来より金物の町として培った伝統の製法で作り上げられた鋏。この鋏に木のぬくもりを伝えるために、
木の中でも、至高の黒檀(紫檀・スネイクウッド・WPC+含浸木材)を使用し滑らかで優しい使い心地を実現しました。
今までにない鋏の感触をお確かめ下さい。
黒檀材とは?
黒檀材は銘木として古くからよく知られています。製品の素材に用いられる心材の材質の特徴としては、漆黒の色合いで緻密かつ重厚かつ堅固である点が挙げられ、木材のなかでも最高品の部に入ります。
細工用の木材として、家具、仏壇、仏具、建材、楽器、などの高級志向品に使用されています。特にピアノの黒鍵、ヴァイオリンなど弦楽器の指板、カスタネット(打楽器)やチェスの駒などには西洋文化の中で古来より使用されている木材です。
鋏部は切れ味と優れた耐久性を実現
■高炭素刃物鋼(花鋏)高炭素刃物用ステンレス(クラフト鋏)使用、刃物の町で、長年の積み重ねから頑固一徹職人がこだわって作り上げています。管理された熱処理システムを応用し、硬さと粘りのある刃物ですぐれた切れ味と耐久性を発揮します。
■刃先の表面処理は、摩耗を抑えさびにくく、切れ味を滑らかにする特殊コーティングを施しています。
WPCプラスとは
木材の持つ木目のすばらしさ・ぬくもりを損なわず、強度・耐久性などを付加させる技術がWPCプラスです。
塗装が木材を外部からコーティングして保護するのに対し、WPCプラスは木材の素材自体に樹脂を強制的に含浸強化することで、内部から木材の強化を高めることが出来ますので、強度増、変形の軽減、水にも強くなります。
染料を加えて木材を自由に着色する技術を開発し、この技術により従来の塗装による染色では出せなかった深みのある色合いの木材を開発することができました。どの部分を削っても中部まで綺麗に染色強化されていますので、剥げたり色褪せもしません。